探偵・興信所での料金設定
探偵事務所や興信所に浮気・不倫調査を依頼する人の中には、将来的にその証拠をもとに離婚や慰謝料の請求を考えている人もいるでしょう。離婚が話し合いで終わらず調停や裁判となった場合には、相手方に浮気・不倫の事実があるとかなり財産分与の面で有利に運ぶことができるようになります。探偵事務所や興信所から依頼される調査料金も、財産分与や慰謝料がとれるかどうかがかなり影響してきます。
一般的に、浮気の事実によって生じる慰謝料相場は過去の事例を基準に算定がされます。婚姻期間が長くなるほど、また不貞行為の責任の重さが重くなるほど、慰謝料として請求出来る金額も高くなっていきます。また、財産分与においても、夫婦が婚姻後に得た共有財産を、一方の不貞行為によって破棄せざるを得なかったということを考慮し、責任の重さによって割合が決められることになります。
この場合の「責任」とは、不貞の頻度や個々の離婚が発生するに至った経緯、または相手方の経済力や有責度などを総合して求められるものです。事実関係はもちろんのこと、この責任の度合いまでを明確に証明できるかどうかも、慰謝料や財産分与に大きな影響があります。
探偵事務所や興信所では、浮気・不倫の事実が証明されたのちに請求できるであろう金額をある程度先に算定し、そこから必要な調査やかかる費用を出します。まずは状況などについて、信頼出来る探偵事務所に相談をしてみるとよいでしょう。